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 「中町」は、江戸時代から昭和まで使われていた町名で、住居表法施行により昭和52年4月1日より国府三丁目となりました。しかし、現在も常陸國總社宮例大祭(石岡のおまつり)では、旧町名中町として祭礼に参加し、商店街も「中町商店街」として活動しております。

 町名「中町」の発生については確かなことはわかっておりませんが、守木町(南側)と香丸町(北側)の中間に位置することからとする説が有力です。

 明治期から昭和初期にかけては、呉服店や書店をはじめとした多くの商店が立ち並び、警察署の分署も置かれるなど、石岡の繁栄の中心地でした。

 しかし、昭和6年の「石岡の大火」によって、町内全域が焼失。その後、現在の国道355号線の拡張や各店舗の復旧工事が行われました。今も残る看板建築(建物の前面が垂直で、タイルやモルタル、銅板などで装飾を施した建物)の建物群は、登録有形文化財となっており、「昭和レトロ」な街並みが、商店街を歩く人の目を惹いています。
 

昭和初期の高喜呉服店

昭和初期の高木書店

昭和初期の中町通り

昭和初期の中町通り

参考:石岡市教育委員会「石岡の地名-ひたちのみやこ1300年の物語-」,石岡市教育委員会,1996年,151P~156P


中町商店街ロケ地
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中町商店街お問い合わせ窓口
住所:〒315-0014 石岡市国府3-5-3
営業時間:9:30~21:00
休日:第2日曜日、第4日曜日
TEL:0299-24-2211 (担当:山本)